Aqua Elixerの成分から:コメヌカスフィンゴ糖脂質

■多惠子のおしゃべり――ガイヤシンフォニ

■化粧品の成分: コメヌカスフィンゴ糖脂質

 

『地球交響曲(ガイヤシンフォニー)』という映画をご存知ですか?

龍村仁監督によるドキュメンタリー映画で、プライベートな上映会だけ

で鑑賞できます。

 

生命体としての地球の奏でる壮大な曲を、とても素晴らしい人々を通して

表現しています。

 

これまで、地球交響曲第1番から8番まで上映されました。

Vancouverにはこの素晴らしい映画を上映してくれるグループがあるお蔭で鑑賞することが出来ています。感謝!

 

今日はこのうち地球交響曲第1番で特に印象に残ったパートを紹介します。

 

出演されている方々の生き様も感動的ですし、地球の持つエネルギー

(というより愛)の大きさにも感動します。

 

水耕栽培で、一つの木に1万3千個のトマトを実らせてしまう、野沢重雄

さんが、おっしゃってました。「自然は無限の力を持っていているが、様々

な、抑制が働いて全部の能力を発揮しきれないでいる。その抑制を解いて

あげるだけで、潜在的に持っている能力を発揮する」と。

 

野沢さんは、遺伝子組み換えや、特別な品種改良をした種を使用

しているわけではありません。

 

でも、野沢さんのトマトは、とても草木の茎とは思えない太い茎から

枝葉を放射状にどんどん伸ばし、直径8メートルにまで広がりました。

 

野沢さんはトマトに話しかけ、トマトの要望を聞いてあげる事ができる

から、トマトも安心してドンドン生長できたのですね。

 

この研究の成果は、偉業といえますが、野沢さんは、自然の持つ無限の

力を発揮できるように、少し援助しただけと、すごく謙虚なスタンスをとっていらっしゃいました。

 

たわわに実った真っ赤なトマトたちの「キャッキャ」と喜んでいる声が

聞こえてきそうな映像でした。

 

話は少し変わりますが、金魚も小さな水槽から大きな水槽へ移していくと

5センチほどの金魚が30センチ以上になるという実験を、テレビで見た事

があります。これも、スペース上のストレスを抜いて上げると大きく成長

するという事実を示しています。

 

私たち人類は、何やかやと制約を受け、ストレスを受けています。

これらの制約やストレスを解く事がうまくできたら、色々な意味での成長

ができるのでしょうね。

 

天井の高い家で生まれ育った子供は、より創造力のある人になる、という

話を、昔聞いた記憶があります。

 

皆さんも、機会があったら「地球協奏曲」をご覧になってください。

出演者の方々は、皆さんのとても穏やかな笑顔をなさっています。

2番には、ダライラマ法王も出演されてます。

 

http://gaiasymphony.com/

 

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◆化粧品の成分 :コメヌカスフィンゴ糖脂質  glycosphingolipidosis

 

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コメヌカスフィンゴ糖脂質 は、コメヌカ油より得られるスフィンゴ糖脂質です。

 

皆さんもご存知のように、玄米を精米するときに取れる米ぬかは栄養の宝

庫です。食物繊維はほうれん草の10倍もあり、ビタミンB群やマグネシ

ウム・カルシウムなどのミネラル、ビタミンD、Eも豊富に含まれます。

 

ビタミンB群は、デンプンや当分の分解を助け、消化吸収能を高めます。

ビタミンEは強力な抗酸化作用があります。

 

食物繊維やミネラルは、便通を良くし、コレステロール値を下げ、血液を

サラサラにし、肥満改善や若々しさを保つ効果があります。

 

こんなに素晴らしい栄養素を持った胚芽部分を削ってしまうのはもったい

ないので、私は玄米を食べるようにしています。

 

玄米に古代米や雑穀を混ぜて五穀米のようにして炊いて、お手製のごま塩

をかけてたら、お赤飯のような感覚で食べられるので、とても気に入って

ます。

ご飯はやっぱり白米じゃなくちゃ、、という人でも、米ぬかの栄養を

なんとかとりたい方は、胡麻和えやきな粉に混ぜたり、ミルクや肉料理、

野菜炒めに混ぜたりして摂取する方法があります。

 

ただ、米ぬかはとても酸化しやすいので、生鮮野菜と同じような扱いが

必要です。北米で暮らしている私たちには、自家用精米機でもないと、

新鮮な米ぬかを入手する事はできませんね。

 

ふっくら炊き上がった白いご飯は、私たち日本人にとっては最高のご

馳走です。しかし、白米が食卓に上るようになったのは、それほど昔

ではありません。

 

時をさかのぼって元禄の頃、豊かになった商人たちは、ツヤツヤ光り

甘くて美味しい白米を好んで食べるようになり、またこれを食する

ことは富の証となりました。

 

そして、時を同じくして、富裕層に脚気がはやり始めました。

殆どの栄養をお米から取っていたわけですから、全ての栄養をヌカ

とともに捨ててしまった白米を食べていたのでは、必要な栄養は

とれませんから、当然の結果ですね。

 

その当時、地方の農村地帯では殆ど見られない病気の脚気も、明治にな

ると一気に日本中に蔓延しました。豊かになって白米を皆が食べること

ができるようになったからです。

 

しかも、戦国時代にはスペイン人宣教師が、自分たちとほぼ同じだ

といっていた日本人の体格も、幕末のオランダ人宣教師が本国に

送ったレポートには、小柄で貧弱な民族だと報告されていたそうです。

 

江戸時代を通じて5~6cm低くなっているとう研究もあるそうです。

 

さて、私たちがとても興味のある美容の分野でも、お米とヌカが分離し

始め江戸時代には、銭湯で売られ、石鹸のように使用されてました。

 

米ぬかの持つお肌への効能を、日本人は江戸時代から経験的に知ってい

たという事ですね。

 

こんなに優れものの米ぬかから抽出精製されたコメヌカスフィンゴ糖脂質

は、植物セラミドの一種で、私たちの細胞間皮質と同じ構造を持っています。

 

肌健康な肌の角質層はセラミドで満たされ、プルプルしています。

コメヌカスフィンゴ糖脂質は、ストレスや乾燥でセラミドが不足した肌に、

潤いを補給して、プルプルお肌を取り戻すお手伝いをしています。