◆多惠子のおしゃべり：豚コレラ(トンコレラ)
◆化粧品成分：アルニカエキス
先日、日本に一時帰国(2週間)するという友人とお茶をしました。
海外に住んでいる者が、帰国する際に悩むのが「お土産は何にしよう、、、、？？」ということではないでしょうか？
彼女も例外なく、お土産に心悩ませていました。
私は、カナダ産のピュアーなハチミツとかメープルシロップとかを、とても重いのが難点ですが、持っていきます。
日本でも当然入手できるものですが、結構いい値段がするので、喜ばれます。
食の安全が叫ばれる昨今においては、安い中国産のハチミツなどは多くの人に敬遠されますので、生産者のはっきりしたカナダ産のハチミツは結構喜ばれます。
くだんの友人は、以前はビーフジャーキを手軽なお土産していたそうですが、今回はそれが出来なくなったと言って、日本の検疫に関するウェブサイトを見せてくれました。
私は、自分がビーフやポークをほとんど食べないので、ビーフジャーキをお土産に選んだことはありませんが、それが持ち込み禁止商品になっていることを知りませんでした。(^_^;)
友人が見せてくれたサイトには、口蹄疫か豚インフルエンザがまたまん延しているので、肉やその加工品の持ち込みや輸入は禁じられているようなことが書いてありました。
狂牛病がマスコミに取り上げられ、一時は大半の日本人は牛肉を食べなくなりました。
その大騒ぎも、畜産や貿易、外食産業などの関係業界の人たち以外には、遠い昔の出来事のようになっていたように思います。(=_=;)
今また、豚インフルエンザや豚コレラが世界各国で感染しているとのことです。
狂牛病は、その肉を食べた人がヤコブ病になったりしたのでとても恐れられました。
一方、豚インフルエンザや豚コレラは人間には感染しません。しかし、豚やイノシシには驚異的な感染力があります。
昨年(2018年)には、26年ぶりに岐阜県の養豚場で豚コレラが確認されたそうです。
日本にいたら大騒ぎのマスコミ報道を見たかもしれませんが、北米にいて日本語放送のTVも見ないでいるとこのニュースを知らなまでいました。(-_-;)
養豚場の経営者は何百頭もの豚を殺処分しなくてなりません。
私たち人間は、他の動植物の命を頂くことでしか生きてゆくことができません。
豚たちの命も、いずれ人間のために絶たれることになりますが、それでも私たちの血肉となって、ある意味で命をつなぐことになります。
豚インフルエンザや豚コレラになって無下に殺傷されてしまうのは、命が無駄になってしまうような気がします。
(人間の傲慢な感傷に過ぎないかもしれませんが、、、、)。
アフリカ豚コレラという新種のウィルスが、今年日本で確認されました。
とても生命力(感染性維持力)のあるウィルスで、血清は室温で18ヶ月、4度で6年も感染性を維持するそうです。(＠_＠;) <(ﾟﾛﾟ;)>
血液は、37度で一か月感染性を持ちます。
加熱のハムやソーセージなどの加工肉や冷蔵肉では3～6か月間感染性が残るそうです。(￣○￣;)
こんな恐ろしい感染性を知れば、ハム・ソーセージなどの加工肉が持ち込み禁止になることも納得です。
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◆化粧品の成分 Aqua Elixerの成分から
アルニカエキス
INCI : Arnica Montana Extract
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アルニカエキスの材料となる、アルニカはウサギ菊といいいます。
葉がウサギの耳に似ているところから、この名前がつけられたようです。
私が子供の頃に「蛇イチゴ」とよんでいた草がありましたが、こんな毒々しい名前に比べると、なんてかわいい名前なんでしょう。
話はそれますが、蛇イチゴはその見かけや名前の毒々しさとは裏腹に、毒性はなく、その実も食べることが出来るそうです。
私は、この実は毒だと思い込んでいました。ただ、すごくまずいので2度と食べようとは思わないそうですけど、、、。
さて、アルニカはヨーロッパでは古くから民間医療の薬草として用いられてきた、高山植物です。
炎症、打撲、打ち、捻挫、腰痛、肩こり、筋肉痛、関節痛、から虫さされまで、あらゆる症状に効果を発揮する、頼もしい薬草です。
ホメオパシーのレメディとして、身体的な傷や打撲だけでなく、精神的な痛み、トラウマの解消にも使用されます。
早期に摂取すると痛みや症状の進行をおさえ、傷やあざを残したくない場合にも効果があります。
手術の前にアルニカを投与した患者は、より早く回復するということを多くの外科医や看護士が認めています。
アルニカエキスは花の部分から抽出され、おもな有効成分はフラボン・タンニン・サポニン・カロチノイドなど抗酸化作用、抗菌作用のある成分で、血行促進、消炎効果、保湿などの効果もあります。
抗炎症、刺激緩和の働きを利用して、肌荒れ、ニキビを防ぐ敏感肌用化粧品やアトピー性皮膚炎のためのの化粧品に配合されています。
また、ヨーロッパでは何十年も前から、マッサージオイルとして、身体のこりやむくみの解消、妊娠線の予防に使用されています。
アクア・エリキサーのご愛用者の方々から、妊娠線に効果があったというお声をお聞きしてますが、アルニカエキスの効能ですね。
最近では、セルライトの除去にも効果があるらしいと期待されています。
セルライトは、分解されずに肥大化した脂肪細胞に老廃物などが、絡み合ったもので、「冷え」と「むくみ」と三位一体で、悪循環に陥ると、除去が難しくなります。
女性の80％はセルライトを持っているといわれています。アルニカエキスが効果があるとしたら、私たちにとっては朗報ですね。
このほかにも脱毛予防の効果もあり、育毛剤やヘヤケア商品に使用されています。
私も、腰痛、打撲、肩こり解消のために、アルニカマッサージオイルを買おうかと思っています。
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板垣多恵子
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